[ワンドの4の意味と基本]
[正位置の解釈]
[逆位置の解釈]
[ワンドの4の中級解釈]
[比較的解釈]
[イメージ像]
ワンドの4の意味と解釈
タロット占いでの解釈の基本事項
「ワンドの4」の意味と解釈法の解説になります。 ワンドの4の持つ意味や世界観を理解することで、適切な解釈ができるようになります。
タロット占いでは、展開されたカードの全体像から、個々の意味を掘り下げて読み解くことが基本となります。 ワンドの4が、どのような意味や背景があるのかを確認してみましょう。 タロットカードの関連性と世界観などを考慮することで、より的確に解釈することができます。
ワンドの4の意味と基本
Four of Wands
ワンドの4の概略
ワンドの4の意味と基本
「平和」
ワンドの4のタロットカードは、安定や平和な環境、人間関係の充実を意味します。安定した状況や平和な環境から得られる精神的な安らぎ、心から満たされるような満足感や幸せなどを意味します。安定した状況や平和な時間を満喫し、思いっきり羽を伸ばせることを意味しています。精神的にも肉体的にも癒される良い状況になり、穏やかな時間が緩やかに過ぎることを意味します。一時休止や周囲からの歓迎なども暗示します。
正位置と逆位置がほぼ同じ意味になり、精神状況や生活環境が安定して落ち着くことができる状態になること、平穏な日々を享受して周囲から歓迎されること、人間関係や周辺環境に受け入れてもらい満足できる状況になることを意味します。
逆位置では、状況や心境などは正位置と同じ意味合いになりますが、どこかで不安や不満が残り、素直に受け止められないことや実感がなかなかわかないことなどを意味します。
正位置逆位置共に、平和な環境や人間関係、周囲から受け入れてもらえる状況を表します。
ワンドの4の意味と象意
正位置の解釈
ワンドの4の意味や詳細事項、ワンドの4の正位置の解釈法になります。 タロット占いにおいて、ワンドの4が正位置で出現する際には、ワンドの4の意味が純粋に表れると解釈します。 表裏の無い状況や、良し悪しを問わず結果が出やすい状況であることを表します。
ワンドの4の正位置のイメージ
▼ワンドの4 正位置の解釈の仕方
安定した生活や心地よい状況を作り出し、心からの平和と安定な日々を満喫できること。非常に穏やかで充実した心理状況で日々を楽しく過ごせることなどを意味します。
平和。安定。満足。幸福。満足。緩和。娯楽。休憩。小休止。安らぎ。平和を享受。力が抜ける。安定した環境。のどかな時間。緊張が解ける。
- ・大きな進展も期待もないが状況は落ち着き安定する。
- ・問題や困難から身を引き落ち着いて考えてみること。
- ・心から安らげる環境や状況を作り出すことができる。
- ・状況の変化に満足し落ち着いて見て行く事ができる。
- ・人間関係の緊張が解け、肩の力を抜くことができる。
- ・平和でのどかな日々に満足し、快適な生活が送れる。
▼ワンドの4 正位置の解釈の例
- ・困難な状況や問題から一度離れ、しばらく落ち着いて考えてみることで進む道が開けてくる。
- ・安定した状況や環境を迎えることができ、精神的にも余裕が生まれ落ち着くことができる。
- ・将来への明るい兆しが見え始めて来ることにより、心にも体にも余裕が持てるようになる。
▼ワンドの4 正位置の対策
少し休むこと。一時的に立ち止まること。安定させること。平和な日々に感謝すること。余裕を持つこと。
正位置の解釈
ワンドの4の意味と象意
逆位置の解釈
ワンドの4の意味や背景の詳細事項と、ワンドの4の逆位置の解釈の仕方の基本的な解説になります。 ワンドの4が逆位置で出る際には、ワンドの4の意味が正しく表れず、不足するか過度になり過ぎるかという意味合いが強くなります。 ワンドの4が逆位置で出たとしても、正位置の意味合いを考慮することが大事になります。 逆位置は、表裏がある状況や状況が不明瞭で結果や答えが出にくい事を表していると読み解きます。
ワンドの4の逆位置のイメージ
▼ワンドの4の意味と逆位置の解釈の仕方
基本は正位置と同じように、平和な環境や安定した状況を表します。逆位置になると、そこに小さな不安が残ることや、実際には平和で穏やかな環境でも、欲が出てしまうことなどを意味します。
平和。安定。満足。幸福。満足。緩和。娯楽。休憩。小休止。安らぎ。平和を享受。力が抜ける。安定した環境。のどかな時間。緊張が解ける。若干の不安。
- ・状況は落ち着き安定しているが、若干の不安が残る。
- ・問題や困難から身を引き、落ち着いても不安が残る。
- ・安らげる環境や状況を作り出すが、心ここにあらず。
- ・状況の変化に満足するが欲が出てしまい不安になる。
- ・人間関係の緊張が解けるが心を完全に開けないこと。
- ・日々に満足して生活はできるが、変化が欲しくなる。
▼ワンドの4の意味と逆位置の解釈の例
- ・困難な状況から離れて落ち着いて考えてみると状況はそれほど悪いわけではないのが分かる。
- ・安定した状況を迎えて精神的にも落ち着くことができるが、どこかに不安が残ってしまう。
- ・将来への明るい兆しが見え始め心に余裕が持てるようになるが、何かが引っかかっている。
▼ワンドの4の意味と逆位置の対策
心身共に休めること。一時的に立ち止まること。安定させて落ち着くこと。自分から不安を抱かないこと。
逆位置の解釈
ワンドの4の中級解釈
上記のワンドの4の基本的な意味を理解した上で、更にタロット占いの解釈の幅を広げるための内容となります。 タロットカード全体の知識や繋がり、世界観などが把握できてから参考にしてみましょう。
ワンドの4の別称:ウェルカムカード
正位置 |
逆位置 |
▼アルカナの背景
タロット占いにおける小アルカナのワンドは、日々の日常生活の中における身近な人間関係や平和な状況を表します。人間関係や人の気持ちで解釈する際には、友人関係や家族兄弟、利益の発生しないような人間関係と友情信頼などの感情や関係性を背景として考慮していくことが大事になります。
▼ワンドの4の前後との関係
ワンドの4の前にあたるタロットカードはワンドの3となり、後ろにあたるタロットカードはワンドの5となります。 ワンドの4のカードは、ワンドの3の影響を受け、ワンドの5のカードに影響を与えます。 タロット占いにおいてワンドの4のカードを解釈する際には、ワンドの3を背景としてワンドの5へ至る流れにあることを考慮しながらワンドの4の意味と解釈を掘り下げるようにしてください。 ワンドの4のカードがタロットの全体像の中でどのような位置付けにあり、ワンドの3とワンドの5との関係性を考慮して解釈することがタロット占いの結果の解釈では大事になります。 ワンドの4の基本的な意味となる「安定した状況と安定した状況」に併せ、ワンドの3の意味「新しい始まりと新しい始まり」、ワンドの5の意味「進歩することと退歩すること」を正位置・逆位置に準じて解釈していきます。 この際、「正位置だから良い」「逆位置だから悪い」というような安易な解釈はせず、正位置の意味合いを踏まえた上で、逆位置の解釈をすることを忘れないようにして下さい。
前のカード |
ワンドの4 |
次のカード |
ワンドの4は、前のワンドの3での状況の進展と一歩上の段階に至る背景を持ちつつ、次のワンドの5での状況の混乱や対立に至る背景を持つことになります。ワンドのAで目的地に向けての出発をすることになりますが、ワンドの3で順調に進んでいる手応えを感じることで、ワンドの4では小休止するというのが背景になります。順調に進んでいることで、無理をせずに一休みすること、目的地に向けて英気を養うことや気持ちをリフレッシュさせることなどをワンドの4は意味します。旅行などでは、ワンドの3で高速道路に乗り、ワンドの4でサービスエリアなどで休憩をすると言うようなイメージになります。新幹線などに乗り、ターミナル駅に目的地に到達するまでゆっくりするというようなイメージでもあります。人間関係の形成においては、ワンドの3で関係が進展した後に、仲良く穏やかに過ごすというのがワンドの4の背景になります。このように、ワンドの4はワンドのスート全体の中でも、目的地に向かって進む中での前向きな小休止という背景を持つことを考慮して解釈していくことが大事になります。
▼タロットカードの比較的解釈
タロットカードを対比させることで、どのような背景や繋がりがあるのか、どのように読み分けるのかを解説しています。 個々のカードの解釈をする際、視野を広げるために、各カードを対比させてイメージしてみましょう。
▼ワンドの4とカップの4との比較
ワンドの4 |
カップの4 |
ワンドの4は、目的地に向かって順調に進んでいることから、ゆっくり休むという平和で安定した時間を表します。大きな問題もなく、状況も安定してきていること、落ち着いた日々の小休止の時間を背景として持ちます。カップの4は、これまで順調に進んできた恋愛関係なども落ち着くことで、マンネリ化してくること、刺激などに欠けて不満が出てくることを表します。当初の喜びや幸せを忘れ、もっと多くのものを求め始めるという背景を持ちます。ワンドの4では人間関係の形成も良好で、落ち着いた付き合いができるのに対し、カップの4では恋愛関係も良好で落ち着いては来ますが、同時に当初の刺激などが無くなること、変化や刺激に欠けて欲が出ることから不満に至ることなどを表します。
▼ワンドの4とソードの4との比較
ワンドの4 |
ソードの4 |
ワンドの4は、目的地に向かって順調に進んでいることから、小休止をして英気を養うという背景になりますが、ソードの4では、忙しい状況の中で傷つき疲れ果てて休まなければいけなくなるという背景になります。ワンドの4では、穏やかな気持ちでゆっくりと休み、目的地に向かって再度進み始める準備をすると言う背景になりますが、ソードの4では、危険で険しい目的地に向かって再度進み始めなければいけないため、気が重いながらも休んでおかなければいけないという背景になります。ワンドの4では、今後の行程も含めて楽しみながら休めるのに対し、ソードの4では、今後の行程も厳しくなることを想定して休むことになります。同じ小休止という背景ですが、その意味合いは非常に大きく異なることが特徴です。
▼ワンドの4とペンタクルの4との比較
ワンドの4 |
ペンタクルの4 |
ワンドの4は、目的地に向けての一連の流れの中で、前向きな流れを持ちつつ小休止をすることを表します。全体的に穏やかなムードでもありますし、内容も充実した小休止という背景になります。ペンタクルの4では、仕事や経済活動の中で、利益計算などをしながら一歩踏み留まること、損失を抑えるために守りを固めるというような小休止となります。少々堅苦しい状況であることや、融通が利かないこと、小休止とはいえ気が休まらない状態を背景に持ちます。人間関係の形成においては、ワンドの4は安定した良好な人間関係を形成するのに対し、ペンタクルの4では打算が強くなること、自分にとって利益をもたらさないことには関係を築けないと判断するような守りの姿勢が強い関係の形成が特徴となります。
▼ワンドの4正位置のイメージの捉え方
▼ワンドの4 正位置のイメージ
ワンドの4の正位置は、目的地に向かう過程で休憩をすることや、周囲と共に穏やかな時間を過ごすことを表します。周囲に歓迎されて穏やかな時間が過ごせることや、祝賀ムードの中に居ることを表します。目的地に向かう行程は順調であり、緩やかな流れの中で余裕を持って進めること、心身ともに平穏で良好な状態を保てることが背景となります。穏やかで不安や不満の無い環境や、人間関係の構築が出来ること、今後も平穏な時間が過ごせるだろうという期待も満ちています。目的地に向けて出発し、順調に進んでいることから安心して一息つけるという段階になります。
▼ワンドの4逆位置のイメージの捉え方
▼ワンドの4 逆位置のイメージ
ワンドの4の逆位置は、正位置と同じ意味合いになり、目的地に向かう過程でゆっくり休憩できること、仲間や家族と穏やかな時間を過ごすことを表します。周囲から歓迎されるような環境で穏やかな時間を過ごせること、祝賀ムードの中に居ることを表します。目的地に向かう行程は順調であり、穏やかな流れの中で余裕を持って進める状況にあり、心身ともに良好な状態で過ごせることが背景となります。逆位置の特色として、状態や環境は正位置と同じように安泰となりますが、今後への不安を抱いていることや、天候や心配性などの側面から、若干の不安定さが含まれる点があります。
ワンドの4の意味の補足事項
ワンドの4の意味や解釈の内容に関しては、上記の内容が全てではありません。 上記のワンドの4の内容は基本的なものであり、ワンドの4を解釈する際の基本的背景となります。 ワンドの4の絵柄から、カードが表しているものを適切に感じ取ることが、鑑定をする際に重要となります。
また、ワンドの4の意味や解釈の仕方は、タロットカードの種類や占い師によって内容が異なる場合があります。 使用するカードに合わせて、ワンドの4の解釈は柔軟に対応してください。 柔軟で視野の広い考え方が、実際にタロットで鑑定をする際には重要となります。
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