[ワンドの2の意味と基本]
[正位置の解釈]
[逆位置の解釈]
[ワンドの2の中級解釈]
[比較的解釈]
[イメージ像]
ワンドの2の意味と解釈
タロット占いでの解釈の基本事項
「ワンドの2」の意味と解釈法の解説になります。 ワンドの2の持つ意味や世界観を理解することで、適切な解釈ができるようになります。
タロット占いでは、展開されたカードの全体像から、個々の意味を掘り下げて読み解くことが基本となります。 ワンドの2が、どのような意味や背景があるのかを確認してみましょう。 タロットカードの関連性と世界観などを考慮することで、より的確に解釈することができます。
ワンドの2の意味と基本
Two of Wands
ワンドの2の概略
ワンドの2の意味と基本
「達成」
ワンドの2のタロットカードは、小さな意味での目的達成と願望成就を意味します。将来性の拡大と、人間関係や職場環境の向上、小さい規模での願望成就などを意味します。一つ一つの成功の積み重ねが、大きな成功や願望成就につながります。最終的な結果を焦らずに、地道な築き上げを確実にしていきましょう。手段と目的の一致や相手との方向性の一致、価値観が合い、協力体制が築けることなども暗示します。
正位置では、状況が落ち着いて新しい可能性や発展性が訪れてくること、目的地への道を順当に進めること、目的や手段が一致することや価値観の一致などからよき人間関係を構築していくことを意味します。
逆位置では、望んでいる目的地に向かう道を間違えてしまい遠回りしていることや、目的と手段が一致しないこと、価値観の不一致などから良い関係を構築できないこと、進む道に障害や問題があり苦労をすることを意味します。
正位置逆位置共に、二つの物や人の方向性やそのバランスを表します。
ワンドの2の意味と象意
正位置の解釈
ワンドの2の意味や詳細事項、ワンドの2の正位置の解釈法になります。 タロット占いにおいて、ワンドの2が正位置で出現する際には、ワンドの2の意味が純粋に表れると解釈します。 表裏の無い状況や、良し悪しを問わず結果が出やすい状況であることを表します。
ワンドの2の正位置のイメージ
▼ワンドの2 正位置の解釈の仕方
自分の望む状況や立場が良くなるチャンスを迎え、目標を順調に達成して行くこと。手段と目的地が一致し、効率良く前に進んで行くことなどを意味します。
支配。壮大。目的。目標。達成。企画。手段。立場。対等。満足。目的地。吊り合い。職場環境。人間関係。手段と目的の一致。小さい願望成就。
- ・職場などで良い評価を受け、将来の可能性が広がる。
- ・状況を打開する方法や改善する方法を見つけられる。
- ・人間関係の中で自分の立場を確立することができる。
- ・自分の意見や立場を向上させる好機が到来すること。
- ・新しい計画や可能性が目の前で形成されている状況。
- ・自分が中心となる円満な人間関係が形成されている。
▼ワンドの2 正位置の解釈の例
- ・自身の能力や努力が周囲から高く評価され、将来への可能性と発展性が無限に広がり始める。
- ・新しい人間関係や環境が形成されていくことにより、能力や才能を発揮する機会が得られる。
- ・願望を成就させるのための大きなチャンスが訪れ、挑戦することで大きな一歩が踏み出せる。
▼ワンドの2 正位置の対策
共通点を持つこと。目的地を共有すること。価値観を合わせる事。足並みを合わせて進むこと。
正位置の解釈
ワンドの2の意味と象意
逆位置の解釈
ワンドの2の意味や背景の詳細事項と、ワンドの2の逆位置の解釈の仕方の基本的な解説になります。 ワンドの2が逆位置で出る際には、ワンドの2の意味が正しく表れず、不足するか過度になり過ぎるかという意味合いが強くなります。 ワンドの2が逆位置で出たとしても、正位置の意味合いを考慮することが大事になります。 逆位置は、表裏がある状況や状況が不明瞭で結果や答えが出にくい事を表していると読み解きます。
ワンドの2の逆位置のイメージ
▼ワンドの2の意味と逆位置の解釈の仕方
状況や立場は落ち着いてきても、本来の求めていたものとは違った形で終わってしまうこと。手段と目的地が一致せず、努力をしても空回りばかりで報われないことなどを意味します。
障害。問題。衰退。驚き。逃避。不幸。苦難。貧困。紛失。トラブル。選択を誤る。立場が違う。価値観の違い。手段と目的の不一致。
- ・望まぬ状況や環境、人間関係に振り回されてしまう。
- ・状況に不安を感じ過去を美化して振り返ってしまう。
- ・目的地に到達したが、心からの充実感が得られない。
- ・望んでいたことが実現したが本来の形とは違うこと。
- ・予想や期待が外れて、いつまでも前に進めないこと。
- ・状況は落ち着いて来ても、大事な心が付いてこない。
▼ワンドの2の意味と逆位置の解釈の例
- ・状況や大事な話ばかりが先に進んでしまい、自分の気持ちや心が周囲の流れに付いて行けない。
- ・状況や周囲の環境は次第に安定して行くが、状況に対して心から満足できずに悩んでしまう。
- ・思うように進めないことなどから気力が湧かず、何をしても心が満たされず悩みや不安が募る。
▼ワンドの2の意味と逆位置の対策
価値観を合わせること。相手の心を満たすこと。手段と目的を見直すこと。相手の目線に立つこと。
逆位置の解釈
ワンドの2の中級解釈
上記のワンドの2の基本的な意味を理解した上で、更にタロット占いの解釈の幅を広げるための内容となります。 タロットカード全体の知識や繋がり、世界観などが把握できてから参考にしてみましょう。
ワンドの2の別称:目的と手段の一致カード
正位置 |
逆位置 |
▼アルカナの背景
タロット占いにおける小アルカナのワンドは、日々の日常生活の中における身近な人間関係や平和な状況を表します。人間関係や人の気持ちで解釈する際には、友人関係や家族兄弟、利益の発生しないような人間関係と友情信頼などの感情や関係性を背景として考慮していくことが大事になります。
▼ワンドの2の前後との関係
ワンドの2の前にあたるタロットカードはワンドのAとなり、後ろにあたるタロットカードはワンドの3となります。 ワンドの2のカードは、ワンドのAの影響を受け、ワンドの3のカードに影響を与えます。 タロット占いにおいてワンドの2のカードを解釈する際には、ワンドのAを背景としてワンドの3へ至る流れにあることを考慮しながらワンドの2の意味と解釈を掘り下げるようにしてください。 ワンドの2のカードがタロットの全体像の中でどのような位置付けにあり、ワンドのAとワンドの3との関係性を考慮して解釈することがタロット占いの結果の解釈では大事になります。 ワンドの2の基本的な意味となる「目的の達成と半端な成功」に併せ、ワンドのAの意味「好調な始まりと状況の終結」、ワンドの3の意味「新しい始まりと新しい始まり」を正位置・逆位置に準じて解釈していきます。 この際、「正位置だから良い」「逆位置だから悪い」というような安易な解釈はせず、正位置の意味合いを踏まえた上で、逆位置の解釈をすることを忘れないようにして下さい。
前のカード |
ワンドの2 |
次のカード |
ワンドの2は、前のワンドのAでの目的地への第一歩を踏み出した流れを背景に持ちつつ、次のワンドの3での目的地に向けてひと段階上がる流れを背景に持ちます。ワンドのAで目的地に向けて第一歩を踏み出した後は、目的に向けて適切な道を順調に進んで行くことになるのが、このワンドの2の主旨になります。目的と手段が一致しており、適切な手順を踏み、前に進んで行くことを表しています。また、このまま順当に進んで行くことで、次のワンドの3でのステージアップに至ること、大きく前進して手ごたえを感じられる状態に至ることが分かります。ワンドの一連の流れの中で、ワンドの2は序盤の安定や順調な状態を示すことになるため、全体的な意味合いは地味で存在感なども薄くなりますが、目的と手段が一致していることを表すため、安定感のある背景と意味合いを持ちます。ワンドの2は、二つの物のバランスを表し、それが良い状態でバランスがとれていること、方向性や価値観、求めているものが一致し適切であることが分かります。
▼タロットカードの比較的解釈
タロットカードを対比させることで、どのような背景や繋がりがあるのか、どのように読み分けるのかを解説しています。 個々のカードの解釈をする際、視野を広げるために、各カードを対比させてイメージしてみましょう。
▼ワンドの2とカップの2との比較
ワンドの2 |
カップの2 |
ワンドの2は交友関係において、相手と価値観や目的が一致してつり合いが取れていること、良好な関係が築けることを表します。カップの2は男女関係において、相手と価値観や目的が一致して釣り合いが取れていることを表します。ワンドの2では、友好的な関係が築けること、カップの2では、相思相愛な関係が築けることを表します。ワンドの2では、友情という背景での同じような情を持って付き合っていけることを表し、カップの2では、愛情という背景での同じような情を持って付き合っていけることを表します。ワンドの2では、普段の生活の中で目的を達成するための手段が適切であることを表し、カップの2では、幸せな将来や家族形成を達成するための手段と相手が適切であることを表します。
▼ワンドの2とソードの2との比較
ワンドの2 |
ソードの2 |
ワンドの2は、目的地に向かって適切な道を進み、順当に進んで行くことを表し、平和な日々を過ごしていくことを表します。目的と手段の一致であることや、人間関係においての価値観の一致、友情関係から成る付き合いの形成などを表します。一方のソードの2では、危険な目的地に向かって迷いながらも進んで行くこと、適切な道かどうかも分からずに立ち往生することなどを表します。目的と手段が一致しないことや、人間関係においての価値観の不一致、苦手な相手や嫌いな相手と向き合う必要性などを表します。ワンドの2では信頼関係が形成されますが、ソードの2では不信感を抱く関係になり、相手の出方や様子を窺うような距離のある状態を表します。このような背景を考慮して適切な解釈をしてください。
▼ワンドの2とペンタクルの2との比較
ワンドの2 |
ペンタクルの2 |
ワンドの2は、利害が発生しない交友関係での良好な人間関係の形成を表します。身近な人間関係でもあり、プライベートでの関係性がメインとなるのがワンドの2になります。それに対し、ペンタクルの2では、利害関係が発生する交友関係での、人間関係の形成を表します。プライベートを共にしない、利害関係のある関係になるため、会社での人間関係や雇用関係、高等教育の場での人間関係や私生活に干渉しない習い事などの人間関係がペンタクルの2の背景になります。ワンドの2では、目的と手段が一致する良い人間関係の形成になりますが、ペンタクルの2では、金銭の価値観や利害関係のバランスの不安定さから、良好な人間関係がまだ形成できずに相手の能力や有益さを探るような段階として考えることが大事になります。
▼ワンドの2正位置のイメージの捉え方
▼ワンドの2 正位置のイメージ
ワンドの2の正位置は、目的と手段が一致していること、適切な手段で物事に取り組んでいることを表します。また、価値観や方向性の一致などを表し、人間関係でも協力できることや、同じ方向に進んでいけることを表します。望む状況に向かって適切な手段や行程を経ていることから、着実に進んでいる実感が得られるという背景があり、一時的に満ち足りた幸福感を感じることができます。人間関係などでは、価値観や方向性が一致していることから、仲良くできる流れになることや、距離が接近してより深い話ができる状態になることを表します。
▼ワンドの2逆位置のイメージの捉え方
▼ワンドの2 逆位置のイメージ
ワンドの2の逆位置は、目的と手段が一致していないこと、不適切な手段で物事に取り組んでいることを表します。また、価値観や方向性の不一致などを表し、人間関係では協力できないこと、互いに別の方向に進んで行くことを表します。目的に対して適切な努力や取り組みをしていないため、状況が動いていかないことや、望む結果に至らず遠回りしているという背景になり、人間関係では価値観の違いから仲良くする話題や術が見つけられないという背景になります。一緒に居ても互いに別々のことをしていることや、違う話題や内容に注意が向いているという事を表します。
ワンドの2の意味の補足事項
ワンドの2の意味や解釈の内容に関しては、上記の内容が全てではありません。 上記のワンドの2の内容は基本的なものであり、ワンドの2を解釈する際の基本的背景となります。 ワンドの2の絵柄から、カードが表しているものを適切に感じ取ることが、鑑定をする際に重要となります。
また、ワンドの2の意味や解釈の仕方は、タロットカードの種類や占い師によって内容が異なる場合があります。 使用するカードに合わせて、ワンドの2の解釈は柔軟に対応してください。 柔軟で視野の広い考え方が、実際にタロットで鑑定をする際には重要となります。
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