[ワンドの7の意味と基本]
[正位置の解釈]
[逆位置の解釈]
[ワンドの7の中級解釈]
[比較的解釈]
[イメージ像]
ワンドの7の意味と解釈
タロット占いでの解釈の基本事項
「ワンドの7」の意味と解釈法の解説になります。 ワンドの7の持つ意味や世界観を理解することで、適切な解釈ができるようになります。
タロット占いでは、展開されたカードの全体像から、個々の意味を掘り下げて読み解くことが基本となります。 ワンドの7が、どのような意味や背景があるのかを確認してみましょう。 タロットカードの関連性と世界観などを考慮することで、より的確に解釈することができます。
ワンドの7の意味と基本
Seven of Wands
ワンドの7の概略
ワンドの7の意味と基本
「立場」
ワンドの7のタロットカードは、明確な状況と有利な立場を意味します。自分を中心に状況が次第に明瞭になってくるくることや、有利な立場を活かして問題を解決出来ることなどを意味します。自分の状況や立場に自信を持ち、落ち着いて状況を判断し、行動することで問題を解決することが出来ます。立場がよいことや出世することを意味するほか、向上心やワンランク上の状態を表します。表舞台に立つことなども暗示します。
正位置では、有利な状況や立場に居て物事を望むように動かしていけること、状況や関係性がこれまでと比較すると一段向上していくこと、周囲から支持や好意を受け取ることを意味します。
逆位置では、不利な状況や立場に居て状況の流れに従うしかないこと、状況や関係性が進展せずに方向性が明確にならないこと、相手を追いかけていかなければいけない不利な立場になってしまうことを意味します。
正位置逆位置共に、立場や存在感、向上心を表し、追われる側か追う側かを表します。
ワンドの7の意味と象意
正位置の解釈
ワンドの7の意味や詳細事項、ワンドの7の正位置の解釈法になります。 タロット占いにおいて、ワンドの7が正位置で出現する際には、ワンドの7の意味が純粋に表れると解釈します。 表裏の無い状況や、良し悪しを問わず結果が出やすい状況であることを表します。
ワンドの7の正位置のイメージ
▼ワンドの7 正位置の解釈の仕方
目の前の問題や困難と思える障害を有利な立場で解決することができること。現在の立場自体が成功や幸せに対して強い影響力を持っていることなどを意味します。
立場。有利。成功。競争。制覇。克服。会議。指導。出世。上昇。向上心。支持を得る。有利な状況。立場の改善。段階が上がる。視野が広がる。
- ・波乱や苦難を乗り越え積極的な精神状況を得ること。
- ・有利な状況や立場を活かして成功することができる。
- ・人々の先頭に立つことで、成功に導くことができる。
- ・交渉や取引事などを有利に首尾良く展開できる状況。
- ・困難な問題や障害を有利な立場と状況で解決できる。
- ・人々の協力や支持を獲得して出世や成功に至ること。
▼ワンドの7 正位置の解釈の例
- ・周囲の人々の支持や協力により、有利な立場や過ごしやすい環境を確立することができる。
- ・状況や結果に対して中途半端に妥協せず、自分自身の考えを明確に言うことで成功する。
- ・日頃の行いや努力が周囲に正当に認められ、有利な状況や立場を得て安心する事ができる。
▼ワンドの7 正位置の対策
立場や環境を生かすこと。ポジションに自信を持つこと。立ち位置を見直すこと。向上心を持つこと。
正位置の解釈
ワンドの7の意味と象意
逆位置の解釈
ワンドの7の意味や背景の詳細事項と、ワンドの7の逆位置の解釈の仕方の基本的な解説になります。 ワンドの7が逆位置で出る際には、ワンドの7の意味が正しく表れず、不足するか過度になり過ぎるかという意味合いが強くなります。 ワンドの7が逆位置で出たとしても、正位置の意味合いを考慮することが大事になります。 逆位置は、表裏がある状況や状況が不明瞭で結果や答えが出にくい事を表していると読み解きます。
ワンドの7の逆位置のイメージ
▼ワンドの7の意味と逆位置の解釈の仕方
はっきりしない状況や立場から行動や態度が曖昧になり、自分の存在価値を見失ってしまうこと。問題や障害を抱えてしまい、これまでの立場を失ってしまうことなどを意味します。
立場。不利。困難。弱気。心配。没落。発覚。不正。心配。降格。失墜。消極的。追う立場。弱い立場。孤立無援。不利な立場。周囲に埋もれる。
- ・弱気になり、曖昧な態度で立場を悪化させてしまう。
- ・気持ちを明確に表現できず曖昧な返答をしてしまう。
- ・状況や立場がはっきりせず行動することができない。
- ・人間関係の中で、自分の存在価値を見失ってしまう。
- ・相手の態度が気になり、対応が卑屈になってしまう。
- ・安定しない状況に流され、立場は益々悪化していく。
▼ワンドの7の意味と逆位置の解釈の例
- ・立場や状況が落ち着かず不安定になり、ためらいが生じてしまい消極的な姿勢になってしまう。
- ・はっきりしない状況や環境に振り回されてしまい、自分自身の覚悟や態度も曖昧なものになる。
- ・思うように行かない不遇な出来事が立て続き、立場や評価などが時間と共に悪化してしまう。
▼ワンドの7の意味と逆位置の対策
立場を見直すこと。相手の舞台に立つこと。周りに埋もれないこと。目指す場所を見失わないこと。
逆位置の解釈
ワンドの7の中級解釈
上記のワンドの7の基本的な意味を理解した上で、更にタロット占いの解釈の幅を広げるための内容となります。 タロットカード全体の知識や繋がり、世界観などが把握できてから参考にしてみましょう。
ワンドの7の別称:ステップアップカード
正位置 |
逆位置 |
▼アルカナの背景
タロット占いにおける小アルカナのワンドは、日々の日常生活の中における身近な人間関係や平和な状況を表します。人間関係や人の気持ちで解釈する際には、友人関係や家族兄弟、利益の発生しないような人間関係と友情信頼などの感情や関係性を背景として考慮していくことが大事になります。
▼ワンドの7の前後との関係
ワンドの7の前にあたるタロットカードはワンドの6となり、後ろにあたるタロットカードはワンドの8となります。 ワンドの7のカードは、ワンドの6の影響を受け、ワンドの8のカードに影響を与えます。 タロット占いにおいてワンドの7のカードを解釈する際には、ワンドの6を背景としてワンドの8へ至る流れにあることを考慮しながらワンドの7の意味と解釈を掘り下げるようにしてください。 ワンドの7のカードがタロットの全体像の中でどのような位置付けにあり、ワンドの6とワンドの8との関係性を考慮して解釈することがタロット占いの結果の解釈では大事になります。 ワンドの7の基本的な意味となる「有利な立場と不利な立場」に併せ、ワンドの6の意味「状況の進展と状況の後退」、ワンドの8の意味「急速な前進と変化への不安」を正位置・逆位置に準じて解釈していきます。 この際、「正位置だから良い」「逆位置だから悪い」というような安易な解釈はせず、正位置の意味合いを踏まえた上で、逆位置の解釈をすることを忘れないようにして下さい。
前のカード |
ワンドの7 |
次のカード |
ワンドの7は、前のワンドの6での状況の前進と躍進を背景に持ちつつ、次のワンドの8での状況の転機と変化に至る背景を持ちます。ワンドの6では問題を乗り越えて前に進むこと、周囲から評価を得られることや信頼を得ることで前進出来ること、目的地に向かって再度出発することなどを表していました。ワンドの7ではそれらの背景を受け、立場や評価が飛躍的に向上して行くこと、目的地に向かって大きく前進し、更に段階が上にあがることなどを背景に持つことになります。具体的な結果を出したことで、立場が安定してくることや、存在感が大きくなること、周囲もそれらを認めることで人間関係の立ち位置が良くなることを表します。ワンドの一連のストーリーの中でも、このワンドの7では問題などを乗り越えた先に、具体的な成果が見えてくること、目的地達成に向けての最終段階に突入することを表します。旅行などでは、目的地に近いICで降りることや、ターミナル駅に到着することなどを表し、その行程もまた次の段階に移行することが背景にあります。
▼タロットカードの比較的解釈
タロットカードを対比させることで、どのような背景や繋がりがあるのか、どのように読み分けるのかを解説しています。 個々のカードの解釈をする際、視野を広げるために、各カードを対比させてイメージしてみましょう。
▼ワンドの7とカップの7との比較
ワンドの7 |
カップの7 |
ワンドの7では、問題を乗り越えて前進したことで、周囲から認められて立場や存在感が大きくなること、人間関係なども飛躍的に向上し、明るい状況になることが背景にあります。カップの7では、相手から好意や愛情を受け取ることで、気持ちが舞い上がり、色々な期待や妄想が膨らむことで、地に足が付かなくなってしまうことが背景にあります。ワンドの7では自分自身の存在感や立ち位置が非常に良くなり、上に向かって益々発展していくような流れになりますが、カップの7では期待や不安が入り乱れ、一人で空回りしてしまうこと、現実が見えなくなってしまう流れになります。人間関係であ足元が固まるワンドの7と、期待と不安で胸が一杯になり、足元が見えなくなってしまうカップの7になります。
▼ワンドの7とソードの7との比較
ワンドの7 |
ソードの7 |
ワンドの7では、これまでの行いや結果が評価されて立場と臣r内を得るという背景になります。ソードの7では、これまでの行いや結果などを妬まれて、周囲から裏切られてしまうことや、大事なものを失ってしまうという背景になります。人間関係では、良き人間関係の形成と、立場の安定を表すのがワンドの7になりますが、ソードの7では、周囲から孤立することや裏切られること、大事なものを盗まれてしまうことなどを表します。平和で安定した人間関係や環境の形成を背景とするワンドの7と、危険で不安定な人間関係や環境の形成を背景とするソードの7との違いになります。ワンドの7では目的地に向けて次の段階に入りますが、ソードの7では危険な目的地や状況に向けて次の段階に入ることを表します。
▼ワンドの7とペンタクルの7との比較
ワンドの7 |
ペンタクルの7 |
ワンドの7では、身近な人間関係や環境の中で立場が安定すること、より上の立場や状況に至ることを表しています。ペンタクルの7では、職場や利害のある人間関係の中で、立ち位置や今後の方向性などに迷いが生じてくることを表します。ワンドの7では評価されることや立場が安定しますが、ペンタクルの7では評価されないことや立場が不安定な事で、今後の道を見直していくという背景になります。これまで自分がやってきたことが正しく評価されて前に進むこと、上の舞台に昇れるのがワンドの7になりますが、正しく評価されず前に進めないこと、上の舞台に昇るために方向性を見直していくのがペンタクルの7になります。方向性や評価、今後の方向性の違いというのが背景にあるのを忘れないようにして下さい。
▼ワンドの7正位置のイメージの捉え方
▼ワンドの7 正位置のイメージ
ワンドの7の正位置は、地位や立場が向上すること、目的地に向かって大きく前進することを表します。問題や障害を乗り越えたことで、環境が明るくなること、周囲との一体感が強くなること、環境の中での立ち位置を得ることなどを表します。明確な立ち位置を得ることや存在感が強くなることが背景にあり、着実に目的地に近づくことや、周囲からの協力や後押しが得られることが背景になります。また、人間関係の中心人物や責任のある立場に就くことも表し、周囲をリードしていく必要が出てくること、上の立場として言動していく必要が出てくることも表します。
▼ワンドの7逆位置のイメージの捉え方
▼ワンドの7 逆位置のイメージ
ワンドの7の逆位置は、地位や立場が下がること、目的地に向かって思うように前進できないことを表します。問題や障害で思うような対応ができず、立場や評価が傷ついてしまうこと、周囲との一体感が持てずに孤立してしまうことなどを表します。明確な立ち位置が得られず、存在感が弱くなることが背景にあり、向上心に欠けて前に進めないことや、周囲からの協力や後押しが得られないことが背景になります。人間関係では中心に立つことができず、周囲に埋もれてしまうこと、存在意義などが不明確になり、観客の立ち位置で自分に自信が持てなくなることも表します。
ワンドの7の意味の補足事項
ワンドの7の意味や解釈の内容に関しては、上記の内容が全てではありません。 上記のワンドの7の内容は基本的なものであり、ワンドの7を解釈する際の基本的背景となります。 ワンドの7の絵柄から、カードが表しているものを適切に感じ取ることが、鑑定をする際に重要となります。
また、ワンドの7の意味や解釈の仕方は、タロットカードの種類や占い師によって内容が異なる場合があります。 使用するカードに合わせて、ワンドの7の解釈は柔軟に対応してください。 柔軟で視野の広い考え方が、実際にタロットで鑑定をする際には重要となります。
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